あさイチで職場のトイレ掃除をしてきました。
当社では当番制でみんなでトイレ掃除をします。
(今朝は私の当番でした)

トイレ掃除は奥が深く、雑にすれば汚れが目立ちニオイもしてくる。
私はトイレ掃除は自分と向き合う大切な時間だと思うんです。やった結果(状態)が今の自分だと
なので、どんなに忙しくとも手を抜かず汗かくぐらいやります。

床を掃いて洗剤付けて磨き拭きあげ、便器は洗剤付けて磨き拭きあげ、洗面台もピカピカに磨いて石鹸ケースや手洗いハンドソープ容器も拭きあげ(残量も確認)トイレットペーパーも補充、鏡も拭きあげ…等
狭いスペースですがやることは多いです。


松下幸之助さんが、創業して10年ほど経った頃から「松下電器は物をつくる前に人をつくる会社である」と言ったお話は有名ですね。
(強い経営を行うためには、まず「心」を整えることが出発点)
あるとき工場で従業員一同が大掃除を行っていたそうです。ところが、従業員の便所だけがなぜか汚れたままだったので、幸之助さんは、ほうきを手に取りバケツで水を流しながら踏み板をゴシゴシこすり「これではいかん!常識的なことや礼儀作法がわからないままでは。精神の持ち方を教えるのも私の責任だ」と思ったそうです。

また、本田宗一郎さんは昭和27年に東京に進出し白子工場の修復をしたとき最初に言い出したのが「水洗トイレの設置でした。
「トイレというものは、生活の中で、すこぶる重要な部分を占めている。必要欠くべからざるものと思う」
会社の善し悪しを計るには、トイレを見れば分かると言われています。


たかがトイレではなく、従業員の「心づくり」にとってトイレは深い意味合いを持っていて、汚いトイレは、経営者の考え方」「指導力そのものを表します
関連して3S整理・整頓・清掃経営者の経営姿勢が表に現れ出されるチェックポイントでもあります。

「3Sなんて関係ない、良い仕事さえしたらいいんだ」という方もいますが、効率の悪い職場に行くと、機械は錆びつき油漏れをし、故障も多くその修理で半日以上を浪費するということも起こります。メインの機械だとラインストップになる可能性も…
倉庫を見ると要るものいらないものが押し込まれ、もはやなにがあるのか分からなくなってゴミになっています。
このゴミはもとは「お金」で、倉庫スペースをも占拠します…

トイレ掃除本当に奥が深いですね。
当社でも週一で5S活動(勉強会)を行っており、その中で従業員皆でトイレをキレイにする活動もあります。
以前に比べ凄くキレイです✨ありがたいですね(感謝)

私も『全力トイレ掃除!』は継続していきますよ👍


ほんとはこの内容を全体朝礼で話したいと思って既に半年経過…
我慢できずにこちらで先につぶやきました。(おしまい)